

アリゾナタウンがゆく!
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家計・社会保障 | 銀行
銀行
アメリカ生活をスタートするうえで早い段階から必要となってくる銀行口座の開設。アメリカでは、クレジットカードと並んでATMカードとチェック(小切手)をよく使うので、早々に銀行でチェッキング・アカウントを開く必要性が出てきます。銀行選びの基準の一つとしては、支店数が多い全米展開の銀行を選ぶといいでしょう。旅先でも便利ですし、国内で引越しをすることになってもどこにでもある銀行ならそのまま生活の立ち上げができます。アメリカ生活が長い友人や知人にアドバイスをもらったり、周囲の人がどこで口座を開設したのかを聞いたりして選ぶのもおすすめです。自分のお金を預ける場所なので、じっくり検討して信頼のおける銀行を選びましょう。
<アリゾナ州にある主な銀行>
- Bank of America
- Wells Fargo Bank
- Chase Bank
- PNC Bank
- U.S. Bank
- MidFirst Bank
- First Convenience Bank
- National Bank of Arizona
口座の開き方
どこの銀行に口座を開くか決めたら、以下の必要書類を集めて最寄りの支店に向かいましょう。銀行によってはウェブサイトから開けるものもあります。各銀行で必要な書類が異なることがあるので、事前に電話などで問い合わせておくとよいでしょう。
<主な必要書類>
- 写真つきの身分証明書2種類
パスポート、運転免許証、学生証、グリーンカードなど - ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)
持っていない場合は、取得したら知らせるようにしましょう。持っていなくても口座を開ける場合もあります。 - 現住所を証明する書類
アパートや家のレンタル契約書、公共料金や携帯電話の支払い証明書、クレジットカードの明細書など - 口座開設用の預金
最低預金額は銀行や開く口座の種類によっても違うので、事前に調べておくとよいでしょう。必要ない場合もあります。 - クレジットカード
- I-20 ※学生ビザの場合
どの種類の口座を開くのかを係員に伝え、口座申込書に記入をします。チェックやATMカードを使用する際のPINナンバーや署名を登録するので、忘れないようにしましょう。
口座の種類
銀行口座は一般的にチェッキング・アカウント(Checking Account)とセービング・アカウント(Saving Account)の2種類が存在します。よく利用するのはチェッキングのほうです。まずはチェッキング・アカウントを開き、必要に応じてセービング・アカウントも開設するとよいでしょう。
チェッキング・アカウント(Checking Account)
日本でいう普通預金口座です。給与振込や各種支払い、引き落としなど日常で使う場面の多い口座です。ATMカードやチェック(小切手)の支払いもこの口座を使って引き落とされます。基本的に利子はつきませんが、発生しても少額です。使用料も無料ですが、最低預金額を下回ると手数料がかかる場合があります。
チェッキング・アカウントでは、下記のサービスを使うことができます。
- パーソナルチェック(Personal Check)
通称“チェック”、小切手のことです。チェッキング・アカウントを開くと、チェックブックを発行してくれます。最初は一時的に使えるものをその場でもらえ、後に自分の名前、住所、アカウントナンバーが印刷されたものが、ATMカードと一緒に手元に届きます。最初に使用する分は無料でもらえますが、その後は自費で購入することになります。アメリカでは現金と同様に、家賃、公共料金、携帯電話代など様々な支払いに使うことができますが、口座残高を超えて使用しないように注意しましょう。とくにチェックは不渡りになると手数料がかかります。また、何度も不渡りチェックを発行しているとクレジットヒストリーに悪影響を与え、ローンを組んだり新たにクレジットカードを取得したりする際に支障が出ることがあります。日本のように通帳がないので、チェックを使ったらチェックの番号や日付、支払い先、金額を小切手の登録簿であるチェックレジスター(Check Register)に記入しておきましょう。 - ATMカード
日本でいうキャッシュカードのことです。このカードで現金の引き出し(Withdraw)や預け入れ(Deposit)、口座間の送金(Transfer)などのサービスをATMの機械で24時間行うことができます。多くの銀行では、1日に引き出せる金額の上限が決まっています。これまでの取引状況によって上限が変わったりしますが、少ないところで$300という銀行もあるので、上限金額は事前に確認しておくといいでしょう。また、ATMカードを使用する際は、4桁か6桁の暗証番号(PIN)が必要です。忘れてしまったり変更したりしたい場合は、銀行の窓口で手続きを行なってください。銀行によっては、ウェブサイトやアプリ、ATMからもPINの変更ができます。 - デビットカード(Debit Card)
ATMカードにVisaやMasterCardなど、クレジットカード機能がついたカードのことで、チェックカード(Check Card)とも呼ばれています。ATMカードと同じ機能のほかに、クレジットカードとして買い物もできます。支払い時にすぐにチェッキング・アカウントから引き落としされる仕組みになっているので、口座に預貯金がないと使用できません。また、デビットカードではクレジットヒストリーは構築されません。
セービングアカウント(Saving Account)
日本でいう当座預金口座です。主に貯蓄のための口座で、一定のお金が口座に入っていると高い利息がつきます。お金を自由に出し入れできるものと、最低預金額が決まっているものがあります。後者の場合、最低預金額を下回ると出し入れするごとに手数料が取られるので、口座開設の際に確認しておくとよいでしょう。また、利率も銀行によって違うので、こちらも事前に調べておくといいでしょう。
サーティフィケート・オブ・デポジット(Certificate of Deposit)
日本でいう定期預金口座で、略してCDと呼ばれています。利息が固定で、一定期間の預け入れができます。銀行によって違いはありますが、満期期間が最短で1年と短いこともあり、短期投資に適した口座となっています。最低預金額が設定されているので、ある一定金額以上の預金がないと口座が開設できません。また、日本の定期預金と違い原則として中途解約ができません。日本の定期預金は中途解約してもそれまでの利息を払ってもらえますが、アメリカのCDはたとえ解約までの期間の利息を払ってもらえたとしても違約金(Penalty)を支払わないといけません。
フィックスド・デポジット(Fixed Deposit)
CDとおなじく、こちらも日本でいうところの定期預金口座にあたり、略してFDと呼ばれています。タイム・デポジット(Time Deposit)と呼ばれることもあります。利率が日本より高いものが多く、セービング・アカウントよりも利息が高いです。預け入れの満期期間が最長で10年とCDに比べて長いため、長期貯蓄に適した口座となっています。CD同様、中途解約は原則できません。
マネー・マーケット・アカウント(Money Market Account)
チェッキング・アカウントとセービング・アカウント両口座の特徴を持った預金口座で、略してMMAと呼ばれています。ATMカードもチェックブックも発行されるので、ATMで引き出したりチェックを書いたりすることもできますが、いずれも使用回数が制限されています。セービング・アカウントよりもやや高い利息がつき、最低預金額の決まっているものが多いです。最低預金額を下回ると手数料が発生することもあるので注意が必要です。
明細書(Statement)の確認を忘れずに
アメリカの銀行には通帳がなく、代わりに毎月のお金の出し入れの詳細が明細書(Statement)として自宅に郵送されてきます。ペーパーレスが推奨されている近年では、オンラインやアプリでも確認することができます。毎回内容に間違いがないかを確認し、不明な引き落としがあった場合はすぐに銀行に申し出ましょう。アメリカでは多く起こりえることなので、レシートはできるだけきちんと保管し、必ず明細書と照らし合わせることをおすすめします。